テーラー展開としての逆フーリエ変換
さて、この微分 F(1) 二階微分 F(2) を使って もとの 時系列データ f を表現してみましょう
関数 f を その微分で表現する、といったら、テーラー展開です。
f(t) = Σ α1 F(1)(n)(t) + Σ α2 F(2)(n)(t) +
+ Σ α3 F(3)(n)(t) + Σ α4 F(4)(n)(t) +....
と、無限に続くのですが、 F(2) までしか計算してありません。困った。
なのですが、微分の中身は、ここでは三角関数です。
三角関数の微分は
Sin → Cos → -Sin → -Cos → Sinとループしているので、微分と二回微分だけ計算してやれば 残りは この2つの項の係数に入ってくることになります。
これで、逆フーリエ変換もできました。めでたしめでたし。
おしまい。